翻訳業者にはトライアルというのがあるらしい

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ITガテン系にも導入すべき。

翻訳エージェント会社に登録する際にトライアルとかいう腕試しをするのが慣例らしい。

 

IT業界も、SIerや大きい人材ブローカーは、糞の役にも立たない職務経歴書やスキルマップをやめて、トライアルで技術者の質をふるいに掛けるべきだと思う。

 

もちろん簡単な試験でIT技術者のスキルをすべて量ることはできないが、

サーバのJavaしか実務経験がないのに組み込み現場に投入

とか、傍迷惑は減らせるんじゃないかと思う。

 

受託開発で食べてるシャチョさんとかは、簡単なプログラミングの試験で採用を決めたりしてるしね。

 

私の経験では、ソフトハウスの成れの果てのIT人材ブローカーになりかけの会社でも簡単な試験は実施してた。

問題はそういう比較的まともな神経を持っている会社に、妙な人材ブローカー会社が食い込んだあとにおかしくなるってこと。

ウチが集めたニンゲンに

しょうもない試験でケチをつけないで欲しいね

だったら自分で人を集めてきなさいよ

というような感じで特例を既成事実化していくようだ。

 

金融関係ではスキルを測る試験は常識という話もあるし。

 

そういうまともなところへも人材ブローカの魔の手が伸びて、

大幅増員したのに開発が停滞しているのは大丈夫なのか?

とか株主総会で突っ込まれる会社が出てきてるみたいですけどね。

 

試験が難しくても、自作プログラムをデモさせるとか、Webサービスをプレゼンさせるとかするだけで分かると思うんですよね。

結局

ウチの会社の経歴書をつけたら、月単価XXXで売れる

という商売に成り下がってるということなのでどうしようもないのかもしれませんけど。]

 

(2011.10.05追記)

関連記事:

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日本の企業ではまだまだ実際のプログラミング力を測るしくみが定着していませんが,それも時間の問題と思われます。常日頃から技術力を磨いておくよう心がけておく必要があります。

 

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