ネタが切れたので、本でも紹介して、お茶を濁しておくとしましょう。

デバッガによるx86プログラム解析入門―コンピュータとプログラムの仕組みを覗く
- 作者: Digital Travesia管理人うさぴょん
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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デバッグデバッグと安易に言われますが、おのれの実装ミスを発見して除去することは本来デバッグと呼ぶべきではありません。
それは実装の訂正と呼ぶべきです。
デバッグというのは、設計通りに実装してもなお避けられないバグを取り除く作業です。
複数モジュールに渡って実装して、隣のセクションの誰かさんの実装ミスを指摘してもこれはデバッグではないのです。というかそのように再定義するべきです。
利用するライブラリが仕様通りに実装されておらず、不具合が生じた場合にこれを取り除くことはデバッグと呼んでよいでしょう。ライブラリ製作者が政治的に強かったり、高価なライブラリで、サポートが殿様商売だったりして泣く泣く回避する場合はこれをデバッグと呼ぶことはできないでしょう。ワークアアラウンドとカッコよく呼ぶことにしましょう。意味は同じです。
このように定義すると、デバッグ作業というのは、計画して実施できるものではないことに気づくはずです。そうです。バグは不意に現れるものだからです。
実装ミスとは次元が違うのです。いや、実装ミスとバグを区別するべきだと言いたいのです。
・・・
この本にそんな話が書いてあるかどうかはこれから立ち読みしてみないことにはどうにもわかりません。
たぶん書いていないでしょう。
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