poor-man's profiling, just hit ctrl-C to interrupt the process several times and look at the stacks
って、誰が決めたのそんなナマエ。
ブレークポイントもしかけずに、繰り返しブレークしてみてコールスタック?(バックトレース?)を見るというのは、数年前まで普通のデバッグ手法だと思っていました。
が、なんでもかんでも効率化、それも掛け声だけ効率化最優先の現場では、そうでもないと知りました。ようするに、あてずっぽうはだめだというのです。しかしですねぇ。問題解決というのは、ヒューリスティックな要素を大きく含んでいるわけですから、犬も歩けば棒に当たる的な手法も、平均的に工数を短縮できるなら評価するべきなのだと思うのです。論理的にいくら考えて、筋道立ててデバッグしたって、空振りし続ける場合も多々あるわけですから。
私は、論理的にバグの原因を推測し、決められた手順を守って3日間、追跡したが原因は分からなかった。きっとあなた方も私の推測が妥当なものと納得していただけるはずです。つまり誰がやってもこのバグの原因は3日間では追究できないものなのです。
などと胸を張って言われてモナー、と思ったり。
なんだかよく分からないですけど、この辺があやしかったんで調べたらビンゴでした。5分くらい眺めただけなんで、他にも別の要因が隠れているかもしれませんけど。
こっちのほうが、現実的には世の中の多くの問題を解決できているような気がするんですよねぇ。
さて、このおっさんは、以前にもこのプロファイリング手法を披露しているようです。
まぁ、偉い人をおっさん呼ばわりするのもどうかと思いますが。自分よりも若い可能性もあるわけで。女性だったらどうすんの?とか。まぁそれは追って調べればよいことで。

C++デバッグ技術―Visual C++プログラマーのためのトラブルシューティング
- 作者: クリス・H.パパス,ウィリアム・H.マレイ,Chris H. Pappas,William H.,3 Murray,スリーエーシステムズ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
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