ブリッジは、送信元アドレスを覚えるのだそうです。
久しぶりにLANと戯れる日々がやってきました。
昔から困ったときはアライドテレシスのネットワーク講座を見ていました。今回もお世話になります。
http://www.allied-telesis.co.jp/library/nw_guide/device/switch.html#002
・・・ブリッジは、設置した時点ではLANのセグメントのどちら側にどのPCが接続されているか把握していません。しかし、通信がはじまると、送られてくるパケットのMACアドレス情報を参照し、パケットを出したPCがどちらのセグメントに接続されているかを自動学習します。・・・
スイッチングハブのブリッジ機能は、『送られてくるパケットのMACアドレス情報』つまりパケットの送出元のアドレスを覚えるということのようです。
ということは、
受信するばっかりのクライアントが、ず~~~~っと送信しないでいると、
スイッチングハブのブリッジ用MACアドレステーブルから忘れ去られる
可能性があるようです。しかし安物のスイッチングハブでも1024エントリもあるテーブルです。そこから忘れ去られることなんてあるんでしょうか。
それがあるようです。
稼働中にネットワークケーブルをつなぎかえるだけで簡単に生じるようです。
ちょっと違うかもしれませんが、こんなQ&Aがあります。
http://qa.buffalo.jp/eservice/esupport/consumer/esupport.asp?searchtype=normal&id=BUF1524
【詳細】
パソコンA、Bの2台をハブに接続し、AよりBにPINGを実行している最中に
Bのパソコンを接続するポートを変更するとRequest Timed outになります。
だそうです。A→BへのPingと同時にB→AへのPingをおこなえば、問題が発生しないという別のQ&Aもありました。
送信元のアドレスを覚える仕組みなので、とにかく何か送信するまで、『どこにつなぎなおしたか』が分からないということです。
受信ばっかりのアプリ、例えばUDPを監視するだけのアプリなどは、スイッチングハブから忘れ去られてしまう可能性がありますね。
あ~そういえば過去にも思い当たるフシが。
デスクトップPCでは、知らない間に誰かが何かのパケットを送信しますから問題になることは稀でしょうが、マッチ箱の場合は大問題ですな。
コメント