いろいろあった気がします。
一昔前、iTRONやVxWorksをすすめる営業マンは、Linuxをけなすカタログをいろいろ持ってきては説明していました。
組み込みアプリの実装経験もないのに、それはそれは上手にけなしておられました。
きっと今も続けているのでしょう。
そのうちのひとつが、メモリ不足状態でのカーネルの挙動についてです。
ご存知ですか。
リナックスのカーネルは、カーネルというのはリアルタイムモニタかシステムコールの塊ですが、メモリ不足に陥ると手当たり次第プロセスを殺すんですよ。
そんな怖いOSなんてお客様の"ミッションクリティカルな製品では"使っていられませんよね。
リナックスに乗り換えた方が手前どものお客様の中にもおられるんですが、ウォッチドッグプロセスやロガー、あるいはスケジュール実行モニターのプロセスをキルされて、うんともすんともいかなくなってしまったような事例がございます。
所詮は仮想メモリ"ありき"のカーネルのようですよ。悪く言う人は"おもちゃ"とおっしゃいますね。
ところが弊社が国内総代理店を務めるXXXでは・・・
似たような話に『Windows CEはWindowsではない』というようなものもありました。GUIのミドルウェアの営業マンに当時の上司が洗脳されてましたね。
OOM Killerと呼ばれるLinuxカーネルの問題は、未だに残っているようです。
2月版 OOM killerとの危険な関係に終止符は打てるか
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/watch2008/watch02a.html
サーバー関連ではチューニング項目として取り上げられることもあるようで、パラメータもいくつかありそうです。
OOM Killerが殺したプロセスが痕跡を残せない場合、
なんか突然プロセスが落ちるんだけど。コアも吐かずに。
どんだけひどい実装したの?
あらぬ疑いをかけられて泣いている人が多数いそうです。
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