タスクやスレッドに分割する必要が無いのに、分割するのが好きな人が多いですね。
優先度による管理はだめだと何度も申し上げています。
×優先度 ○締め切り
http://d.hatena.ne.jp/syasuda/20080930/1222783673
顧客が設定した優先度を尊重するということは、ブレークダウンした作業を設定された優先度のまま実行することではありません。
遂行した結果として顧客の優先度設定が満足されていることが重要なのです。
顧客が設定しているのは、仕様変更や、機能追加の項目ごとの優先度です。開発者の作業の優先度ではありません。
どうしてこんな簡単なことが分かってもらえないのか不思議でしょうがありません。
適切ではないかもしれませんが、極端な例で説明したら分かってもらえるでしょうか。
極端なケース:
優先度が高い不具合A、優先度が低い機能追加B
機能追加Bを実装したら不具合Aが直ると分かっている状況で、優先度が低いからという理由で不具合Aの対策だけを実施すること。
不具合Aの対策工数と機能追加Bの工数を足したものが総合的な工数になりますね。
本当は機能追加Bの工数だけで済んだはずなのですが。
試験の工数を考えてもひとつにまとめて修正して、まとめて試験をすれば工数は減ります。二つに分ける意味はまったくありません。
ここまで書いてもたぶん、まだ分からない人が多数なのでしょう。
結局やらされる仕事しかしたことない人には、人に仕事をさせる術は決して身に付かないということなのかもしれません。
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