動きました。seti@homeがBeagleBoard上のさらにUbuntuさんの上で。
低消費電力のBeagleBoardなら、エコにseti@homeできるんではないか、という試みです。
$ sudo apt-get install boinc-client boinc-manager
でインストールして、BOINC Manager(GUI版)でプロジェクトに参加したらあっさり。
何が一番困ったかというと、メモリが足りないこと。
↓↓↓この辺を見ると32MBで動くとかいてありますが、実際には70MB程度使うようです。(setiathome_enhanced5.13)
http://www.boinc-wiki.info/Catalog_of_BOINC_Powered_Projects
仕方がないので、ランレベルをごにょごにょ(inittabがないのでちょっと焦りました)して、テキストモードへ。
Boinc上のベンチマーク結果はこちら。
BeagleBoardの場合
19-Jun-2009 14:19:46 [---] Running CPU benchmarks
19-Jun-2009 14:20:17 [---] Benchmark results:
19-Jun-2009 14:20:17 [---] Number of CPUs: 1
19-Jun-2009 14:20:17 [---] 49 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
19-Jun-2009 14:20:17 [---] 768 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
Core2Duoマシンの場合
2009/06/19 19:27:38 Benchmark results:
2009/06/19 19:27:38 Number of CPUs: 2
2009/06/19 19:27:38 2332 floating point MIPS (Whetstone) per CPU
2009/06/19 19:27:38 5171 integer MIPS (Dhrystone) per CPU
浮動小数点演算が50倍のスコア差です。
estimated CPU time remainingは約167万秒≒19[日]ということで、MMX Pentium133ノートマシンを思い出しました。
報告期限ギリギリですな。
BeagleBoardはVIDEO/グラフィック処理が売りなわけで、CPUパワーだけでは非力さはいなめませんな。
調べたいのはWattあたりの性能です。手元のワットチェッカーではBoinc稼働中で2Wと出ています。ボードは5V入力なので400mAくらい食っているということでしょうか。
アンペア表示は0.02~0.04[A]と表示されてもいますが、たぶんワットチェッカーでは測定誤差が大きすぎる気がします。
# USBのLANアダプタはどれくらい食うものか?
仮に2[W]で19日動かすと消費電力は、
19[日]x24[時間]x2[W]=912[Wh]=0.912[kWh]
となります。(計算あってるかなぁ)
0.9kWhは300W食うPCで3時間かける計算になりますね。残念ながらCore2Duoマシンではsetiathome_enhanced6.03のWUばっかりなので直接比較できませんが、3時間はかからない気がします。というか3時間かかってもコア2つあるので所要電力は半分になりますしね。
もう少し詳しく実験してみますが、ワットあたり性能が出ないならBeagleBoardでseti@homeというのは、やる意味がなさそうです。
# そんなの最初から分かってる?
CUDA経由のWUなら、グラボの消費電力だけでCPUの5~10分の1の時間で処理できます。BeagleBoardのDSPに最適化したクライアントが実現可能であるならば、ワット当たり性能は上げられるのかもしれませんが・・・
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