パニパニをシリアルで

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どれがデフォルトのやり方なの?


今までは、カーネルの再構築の後でpanicしたら、



config、ビルド、起動確認



の繰り返しをやってました。


BeagleBoardみたいにシリアルのみ上等の環境の方が、考えることは少ないですね。



調べるとブートローダで指定すればよさそうなので、やってみました。

panicでググると、発生時に再起動するかどうかの設定についてしか出てこず、こいつらホンマに障害追跡やってんのか?と思えてきました。*1



/etc/default/grub


GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="splash console=ttyS0,9600"


GRUB_CMDLINE_LINUX="console=tty0 console=ttyS0,9600"


GRUB_TERMINAL=serial


GRUB_SERIAL_COMMAND="serial --unit=0 --speed=9600 --word=8 --parity=no --stop=1"



という感じにしておいて、$ update-grubでごまかしておきました。これでできることは、



  • grubメニューをシリアルから叩ける

  • ttyが起動する前までのログをシリアル経由でゲットできる


f:id:syasuda:20101230212530p:image こりゃいいや


f:id:syasuda:20101230212531p:image パニパニ




端末がつながる状態まで行った後の設定は、HOWTOに記事がありますんで。*2


Serial-HOWTO


http://tldp.org/HOWTO/Serial-HOWTO.html


Text-Terminal-HOWTO


http://tldp.org/HOWTO/Text-Terminal-HOWTO.html



シリアルの何が良いかというと、立てっぱなしのTeratermがあれば、ターゲットマシンでリセットかけようが手間がかからないことです。


telnetなんかはリブートするたびに切断されるので面倒で仕方がない。



参考リンク:


grub2 + serial redirect


http://forum.nginx.org/read.php?31,50582




*1:/var/log/messageにpanicのログって出せるんですか?みたいな。あるいはログも確認しないで、ハード障害を疑う理由って?とか


*2:というかその場合、dmesgでログ見れるし。