どれがデフォルトのやり方なの?
今までは、カーネルの再構築の後でpanicしたら、
config、ビルド、起動確認
の繰り返しをやってました。
BeagleBoardみたいにシリアルのみ上等の環境の方が、考えることは少ないですね。
調べるとブートローダで指定すればよさそうなので、やってみました。
panicでググると、発生時に再起動するかどうかの設定についてしか出てこず、こいつらホンマに障害追跡やってんのか?と思えてきました。*1
/etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="splash console=ttyS0,9600"
GRUB_CMDLINE_LINUX="console=tty0 console=ttyS0,9600"
GRUB_TERMINAL=serial
GRUB_SERIAL_COMMAND="serial --unit=0 --speed=9600 --word=8 --parity=no --stop=1"
という感じにしておいて、$ update-grubでごまかしておきました。これでできることは、
- grubメニューをシリアルから叩ける
- ttyが起動する前までのログをシリアル経由でゲットできる
端末がつながる状態まで行った後の設定は、HOWTOに記事がありますんで。*2
Serial-HOWTO
http://tldp.org/HOWTO/Serial-HOWTO.html
Text-Terminal-HOWTO
http://tldp.org/HOWTO/Text-Terminal-HOWTO.html
シリアルの何が良いかというと、立てっぱなしのTeratermがあれば、ターゲットマシンでリセットかけようが手間がかからないことです。
telnetなんかはリブートするたびに切断されるので面倒で仕方がない。

起動プログラム ブート・ローダ入門─クロックの初期化や外部メモリの設定からOSの起動まで TECH I シリーズ (TECH Iシリーズ)
- 作者: Interface編集部
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
参考リンク:
grub2 + serial redirect
http://forum.nginx.org/read.php?31,50582
コメント