車載装置テスト用のジグ

 

パルス出力2ch、接点出力4ch、アナログ電圧出力4chのボードです。

 

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接点出力のうち1点はフォトリレーで、数アンペアまで開閉できます。

これによって、イグニッションキーの入り切り動作テストまで自動化することができます。

ほかはフォトカプラなので、24Vの接点出力が行えます。オープンコレクタとか手抜きじゃないので、相手がOCだろうが、リレー接点入力だろうが何でもコイです。

 

パルスは大抵のクルマやトラックにある、車速とエンジン回転数のパルス用に2chです。カウンタ分解能は16ビットです。

アナログはいろいろ用途があるだろうということで4ch。ただし0~5V出力で8ビット分解能です。

 

上記の信号をRS-232Cからコマンドで制御します。

マイコンはCypressのPSoCです。

 

コマンドはパソコンの端末エミュレータから手入力することもできますし、TeraTermならマクロも使えます。専用のアプリを書くにもシリアル出力だけでOKです。やっかいなDLLも不要。

 

 

長所:

・TeraTermのマクロで繰り返し自動テストなどが実現できる

・電源入り切りまで自動化できる

 

 

短所:

・暑いと熱暴走することがある

・長時間稼動時の信頼性が担保されない(実績では丸3日くらいは動いた)

・パルスの精度が悪い

・アナログ電圧の精度が悪い(蛇の目基板ですから)

 

 

材料費は1万円未満ですかね。ターミナルの先にあるコネクタがとスイッチング電源が高くつきました。

 

もともとは、以下の本の付録のブレッドボードで仮組みして使ってました。

水平展開のために2台作ってテストに使いました。

 

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