ヒラリーマンの辛いのは、サービス残業があることです。
私は、働いたら働いただけ貰える身分ですが、ちょっと考えてみてほしいことがあります。
分かりやすくするために完全時給バイトで説明します。
日中・時給700円のバイトは1日6時間。
夜・時給1200円のバイトは1日3時間。
それぞれ別の勤務先です。日中は、喫茶店のウェイターで夜は倉庫の荷積み作業だとでも考えてください。
あるとき、サテンのマスターが言います。
夕方のバイトちゃんがガッコの試験とかなんとかで休みがちなんだよ。チミ、夜までやらない?時給ははずむけど。
その時給が800円だとして引き受けるでしょうか。
1100円くらいなら引き受ける人もいるかもしれませんが、浅はかですね。
バイトちゃんはいずれ戻ってくる可能性が高いのです。つまりそれは期間限定が前提。可能性としては、そのままバイトちゃんが辞めてしまう可能性ステ切れませんが、そうなってしまったら、なおさら安い夜のバイトを続ける羽目に陥るのです。
それらリスクを考えて、安定して作業のある1200円のバイトを辞めてしまうことがありえるでしょうか。
余程の幸運に恵まれれば、半々とか、短期的に日数を減らしてもらうとか、考えることができます。
しかしデフォルトでは、この場面での私の選択肢は、ステイです。つまりマスターの申し出は断って現状維持です。
どうしてもというなら、週に1日か2日だけ、期間をこちらから指定して限定で受けます。
新しいバイトちゃんを見つけるのに、そんなに時間はかかりません。
人がいない人がいないとギャァギャァ騒いでいたとしても、募集から面接まで、どんなにかかっても2週間です。
ただ、求人広告のコストやら事務費やらがかさむのをいやがるだけのことで。
長期のバイト経験があれば、そういう店主や雇い主の苦労は誰でも知っているわけで、その知識前提で話をしてもらわないとイライラしますね。
時給の高い仕事を1日中やればいいじゃないか、というのは、浅はかな意見だということも、最後に指摘しておきます。
高密度の仕事は、6時間も10時間もできるものではないのです。できる人もいるでしょうが、私は能力者ではありませんタダの人ですから。
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