ダンプは、ダンプカーのダンプですから、なんとなくわかるでしょ?
え!?ダンプカーのダンプが分からない!?
困りましたねぇ、今日は長くなりそうです。
ダンプカーのダンプはダンピングのダンプです。
ドサッ
とうのがダンプの意味です。(言い切った)
つぎはコアです。こんなこという人が本当にいます。
コアっていうのはね、カーネルのことだよ。ドイツ語でkernelが英語ではcoreなんだ。
猫のキャットもドイチェンでは、katになるだろ?
(カーネル=コアの説明自体は正しいのですが。)
つまりコアダンプっていうのは、普段は見えないカーネル内部の状態をダンプするってことなんだ。
だから中を見たってサッパリワケワカだし、HDDを圧迫するだけだから、さっさと消しちゃっていいんだよ。
(なんとももっともらしい説明ですネ)
いや、コアというのは地球の核のことだよ。主成分は鉄(Fe)。宇宙でもっとも安定した元素のひとつだよ。
つまり、コアダンプというのはSF好きのベル研の科学者の間で広まった・・・
(ココまでくるとただのホラ話ですね。)
実際には、core dumpのコアは磁気コアメモリのコアです。昔、メモリと言えば、コアメモリの時代があったのです。
さいわい私はまだナウでヤングなので、実物をみたことすらありません。
いや、何かの機会に目にしているのは間違いありません。科学館などへしょっちゅう足を運んで、月面着陸ゲームなどに興じていましたから。
そして、メインメモリの内容をプリンタで打ち出したら、それをなんと呼ぶかです。メインメモリのダンプと呼ぶでしょう。
打ち出した内容も、相当な分量ですから、ドサっとなります。
そしてメインメモリ=コアメモリだった時代なら、コアダンプと呼ぶんでもおかしくないでしょう、というわけです。
そう考えると、
コア吐いて死んだ
とか言うのがこっぱずかしくなってきませんか?
その瞬間のメインメモリの内容をダンプして、何の意味があるか分からない人は、さっきの説明みたいにさっさと消しちゃってかまいませんよ。
今名づけるとしたら、メインメモリのスナップショット、でしょうねぇ。メモリスナップ。メモスナ。
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