苦労話のウラに

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ある会社の社長は、自慢げに会社のホームページに自らの苦労話を載せています。


若い頃に事業に失敗し、転職して完全歩合制で高価な子供用の教材を売り歩いて、借金を返して起業のための資金を貯めたというのです。


なるほど聞こえは良いですが、1セット何十万円もする教材がそんなにポイポイと売れるわけがありません。


つまりその陰には、押し売りの被害で泣き寝入りした数百人の被害者が居るということなのです。



例えば、これがブームに乗って消費されるヒット商品なら話は別なのです。



妙な映像と掛け声で、ダイエットした気にさせてくれるDVD3000円で人生が狂うことはまれでしょうが、45万円・36ヶ月払いの教材を買ってしまったがために、その後も似たような業者からの執拗な売り込みに遭い、家庭崩壊してしまったような例は無数にあるのです。



もちろん、そんなことは考えもしないような人こそ中小企業の社長業に向いているのです。過去だけでなく、現在も社員を遣って最大限の利益を得るために日々アタマをひねっておられるわけですから。