”わけがわからない”のは真意を汲まないから

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:



物事を最短で進めるためには、相手に真意を悟られないようにすることが最善です。


世間で言う、"常識的"でかつ、"フツウこうやるでしょ"的な手順というのは、様式的で無駄が多いのです。


決まりきった手順なら省略可能であり、手順のための手順のようなものはやるだけ無駄なのです。



一方、いちいち関係者間でコンセンサスを取って物事を進めるべきだという方が多数おられます。


歴史に学べばすぐに分かることです。民主主義はいつも独裁主義に出し抜かれて、後始末に追われることになるのです。



ちょっとだけ深く考えて欲しいケースがあります。


ある人がある物事を進めたいと思い立ったとします。コンセンサスを得るために、各方面を説得して回り、説得のためのプレゼン資料まで作って、大勢を集めては説明を繰り返します。挙句の果てには反対派の頭領と公開討議まで実施して、最後には総意として物事を進めた結果、悲惨な結末が待っている場合。


一方、独裁的なやり方で有無を言わさず物事を進めた結果、そこそこ悪くない結末が待っていた場合。



総意に基づいて行動した結果が悲惨だったらみんなあきらめがつくからいいじゃないか、などとマヌケなことを本気で言う人が居ます。



独善的な物事の進め方のメリットとデメリットをもう少し分析した方がよいと思います。