バグを出すと言うことは、それだけ実装した、仕事をしたということです。
よくある品質のウソの報告で、テストの実施をやめると言うのがあります。
例えばテスト100件で1件バグが摘出される状態のシステムがあるとして、1日に100件テストを実施すると、1件ずつバグが摘出されます。
これを1日50件に抑えれば、2日で1件の摘出となります。
なのでバグ摘出件数に意味は無くて、摘出確率を測定しなければなりません。
子供でも分かることです。
たくさんテストすれば、品質が向上する
というのはただの妄言で聞き流すべきでしょう。
たくさんテストして、摘出したバグを全部取れば、品質は向上する
ということです。
よくバグを出す人は、実装や修正の中心に居る人です。つまり主役です。
バグを出さない人は、実装しない人、つまり脇役か外野です。
# もちろん、実装工程においては、と言う意味においてです
実装しないんだからバグも出しませんね。
では実装しないテスト専門部隊は、毎日毎日バグばっかり出す実装部隊よりも優れているのでしょうか?
こうやって書けば、この子供じみた議論のスジが見えると思います。
テスター、非実装員や、管理職は、バグを出した実装者に対して、何も言うなという事です。
説教、注意、恫喝、いずれも滑稽です。
バグは必ず出ます。そして修正されます。それが目標値以内に入っていれば、黙っておれば宜しい。
平均値を取るなら、集計日までは口を閉じて黙ってろってことです。
だってそれで飯喰ってるんでしょ?
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