最近良く聞かれます。
そんなことどうでもいいと思うんですけど。
ICEがあろうがなかろうが、デバッグはできるわけでして。
ICEがなくても何とかする方法たくさんありますし。
ICEがあっても、どうにもならないこともたくさんあります。
しかもいまどきはフルICEはマイコンにしかなくて、x86のフルICEって一般の組み込みやさんが触ることあるんかよという気がします。プラットフォームベンダだけじゃないんですかね。
ビットラン ICE事業部の歩み
http://blog.bitran.co.jp/info/ice/index.html
MMX Pentiumやi486対応の後継機種としても活躍しました。しかし、次第にインテルx86系は組み込み分野には使われなくなり、インテル系に特化して製品作りをしていたビットランも方向転換を余儀なくされました。
フルでないICE(実態はROM/RAMエミュレータ)でちまちまデバッグするとして、バイナリがすらすら読めないのに「ICE経験者」というのも妙な話です。
しかしそんなことを言っても、営業キーワードとしては「ICE経験者」となってしまいますのでここでも素人による中間者攻撃(伝言ゲームとも言う)によって、人材のアンマッチが生じてしまうわけです。
思い出すのはLinuxのポーティングを専門とされている方に『やっぱり立ち上げにはICE使うんですか?』と聞いたときの反応ですね。
(フッ)
鼻で笑ってお仕舞いです。
そりゃもちろんペリフェラルの立ち上げやバスのデバッグにはICE必須かもしれませんが、そんなところまで疑われるレベルでアプリ開発者が巻き込まれるという状況はどれほどあるんでしょうかね。
DMA結果が化けるとか?
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