昔、旧社会主義国の衰退ぶりを教科書で習いました。
今の人は習わないのかもしれません。
立派な国営工場があっても、メンテが行き届かず、多くの機械が修理もされずに放置されいてる写真とか。
街では修理工場にならぶ自動車の様子とか。
ここ数年で感じている違和感は、日本にもそういう空気が満ちているということです。
何か問題に気づいても、誰かが直してくれると放置され、道具が壊れてもそのまま。
機械や自動車だけに限らないです。制度や仕組みも放置です。
毎日、無駄に時間をかけてタクシーやトラックを磨くドライバーさんが減りました。
管理の行き過ぎでしょう。ピカピカのトラックを見て、すがすがしい気持ちになる人がいるということを軽く考えてはいけない気がします。
ビルの清掃員は、決められた作業しかできません。清掃会社は清掃員を派遣会社から借りているからです。
誰がやっても同じ綺麗さを維持できなければ評価されないのです。それでは抜け駆けも、できません。
それがわれわれの選んだ道なのでしょうか。
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