WindowsのパフォーマンスカウンタをMRTGで集計する

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♪ね~ぇmunin?

時折見かける

MRTGは設定が煩雑

muninならインストール簡単

という寸評はだれが広めてるんですかね。

 

まず、MRTGはSNMPベースなので、WindowsをSNMPエージェントに仕立て上げようとすると無駄足となります。

 

そもそもパフォーマンスモニタを使えば、WindowsでWindowsをリモート監視するのはカンチンプーなのです。

それでもなおMRTGのようなWebベースの監視にこだわるなら、以下の記事が助けとなるでしょう。

Los Angeles Computer Consultants, Los Angeles Business Consultants, Los Angeles IT Consultan

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Creating the MRTG configuration file
Next, we have to tell MRTG what graphs we are going to make from this file. MRTG creates 4 graphs for every performance counter - daily, weekly, monthly and yearly. For most use, the daily and weekly graphs are all you will need.
To create the configuration file for MRTG, run my mkcfg.vbs script. It will generate 2 files for you.

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Collecting the stats
To use the config file created you must put the following perl script in c:\mrtg\bin - getlog.pl. MRTG will run this perl script every time you run MRTG. This perl script will open the perfmon .csv file, gather all the stats, and output the data into a format that MRTG can read.

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上記mkcvs.vbsとgetlog.pl2つのスクリプトがミソです。

ざっくりまとめると、

パフォーマンスカウンタのログを記録する(csv)

→getlog.plでMRTG形式のログに変換

あれ?設定ファイルはどうすんの?

⇒mkcfg.vbsでパフォーマンスカウンタのログのタイトル行から設定ファイルを捏造★

てな感じです。

これで何がうれしいかというと、

  1. パフォーマンスカウンタでテケトーに監視対象を選ぶ
  2. あとはスクリプトにおまかせ(一部手修正必要)

という運用が可能なのです。

 

mkcfg.vbsはちょっとバグってるようで、末尾に無駄なエントリが量産されますが、どうせこれは監視対象を変更するときだけのことなので手で消せば済みます。

# スケールも手修正が必要ですな。

 

上の記事はWindows server2003になってますが、Windows7でもパフォーマンスカウンタのログは同じでした。

ただし、生成したcsvの先頭行の最後のフィールドに説明欄の内容が出力され、getlog.plがこけるので、ダイアログで消しておく必要がありました。

 

image説明を消しておくのがコツ

 

 

参考リンク:

doc-logfile

logfile - MRTGバージョン2のログファイルのフォーマットの記述