阪神大震災の朝

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大川の土手には長~~~い地割れが出来ていました。



あの頃は寝ないで、学費と小遣いを稼いでいました。


大学に通いながらコンビニの深夜バイトを週に数日こなしていました。


もっと効率の良いかつ拘束時間の短いアルバイトもあったのでしょうが、『若いうちの苦労は買ってでもしろ』を実践したかったのかもしれません。



あの日も深夜の品出しが終わった3時以降は一人勤務でした。


場所は大阪市内。大川より北・淀川より南で大阪城よりも東といえば大体分かっていただけると思います。


地震発生で停電・断水。


マンション1階のコンビニの店舗は無傷で新聞立てが倒れただけでしたが、朝刊目当てで店に居たお客さんはブルブル震えながら帰っていきました。


停電は30分ほどで自動復旧しましたが、電池や飲料水がたくさん売れました。



電話も一時不通になり、自分の家が大丈夫かとても心配でした。



大阪環状線も止まっていました。


いつもなら自転車で30分なのに、この日に限って学校から直行していたので、自転車なし。


帰る家が無事であることを確認してから歩き始めました。



妙に静かないつもと違う大阪の町をトボトボと。